モン山岳民族村(バーン・ドイプイ)
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モン山岳民族村(バーン・ドイプイ)
モン山岳民族村(バーン・ドイプイ)
チェンマイを代表する観光名所の一つワット・プラタート・ドイステープに行くなら是非立ち寄りたいのが、このバーン・ドイプイ。高台の寺院からさらに車で30分程のドイステープ・プイ国立公園内のドイプイにあるチェンマイ市内から最も近いモン族山岳民族村です。
標高約1600m以上のドイプイに広がる緩やかな丘陵地には昔ながらの藁葺き家屋やトタン屋根の木造家屋が立ち並び、約1,300人のモン族が生活しています。ここで暮らす人々のほとんどが少数山岳民族のモン族(メオ族)、村人の多くがモン族独自の民族衣装を身に付けており、彼らが実際に生活している家屋内を見学することも可能です。かつてはドイプイ一帯でオピウムの原料となるポピー栽培が行われていましたが、現在は観光客向けにごく僅かなポピー園が残されているだけです。
バーン・ドイプイの入口を抜けると駐車場があり、そのまわりには多数の土産物屋が軒を連ねる市場が広がります。市場そばには小さな博物館もあり、モン族の生活や歴史などを学ぶのにピッタリ。入場料は10バーツと格安なので、先ずはここを訪れてから集落を散策しましょう。市場には貸衣裳屋もあり、モン族の伝統衣装を着て周辺を散策しながら記念写真を撮ることもできます。市場からさらに奥へ入るとモン族が暮らす集落が広がり、複雑に入り組んだ狭く急傾斜な通路脇にはモン族のハンドメイド工芸品が並びます。至る所で大きな織物を干している様子を見かけるのも、色鮮やかな織物を特産とするモン族の特徴です。入口近くに市場はやや観光客向けといった雰囲気が強いものの、集落内で売られている手工芸品はどれも上質で値段も手頃なので、山岳民族のお土産を買うならここは外せません。
バーン・ドイプイはプーピン宮殿から約3kmの場所にあり、宮殿近くからはバーン・ドイプイ行きのソンテウが出ています。市内中心から個人で向かう場合はソンテウ等をチャーターする必要があり料金はやや高めなので、ワット・プラタート・ドイステープや周辺の見所と合わせて見て回るツアーの利用が手っ取り早く料金も手頃です。(1,000バーツ前後、人数による)時間があればレンタルバイクで向かうのもお勧めですが、山道は狭くカーブが多いため慣れない場合はあまりお勧めしません。
作成日: | 2015/10/25 14:42:08 |
最終更新日: | 2015/11/03 00:15:43 |
Address

旅行情報 最終更新: 2015/11/11 21:12:13
料金 | ドイステープ・プイ国立公園入場料大人200バーツ・子供100バーツ | |
補足(料金) | 博物館10バーツ | |
アクセス | 旧市街から車で約1時間、プーピン宮殿から約3km先(宮殿からソンテウで40バーツ) | |
その他 | 市内からツアー多数 |