ナーラーイ王宮殿&国立博物館
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アユタヤ王朝ナーラーイ王が過ごした宮殿
アユタヤ王朝ナーラーイ王が過ごした宮殿
アユタヤ朝の王の一人ナーラーイ王が生涯を閉じた場所が、このナーラーイ王宮殿。正式にはプラ・ナーラーイ・ラチャニウェートと呼ばれ、宮殿内の一部はナーラーイ王国立博物館として一般公開されています。ナーラーイ王は1656年から1688年まで実に32年もの年月をアユタヤ王として君臨しましたが、雨季を除くほとんどの時間をロッブリーの宮殿で過ごしたとされています。敷地内には王の住居用の建物の他、タイ・クメール・ヨーロッパの建築様式を取り入れた建物が多数建てられ、これらは1665年の着工から12年の歳月をかけて完成しました。
敷地内にある白亜の建物「チャンタラ・ピサーン宮殿」は1655年にナーラーイ王の住居用に建てられたもので、他の建物とは異なる純タイ建築様式なのが印象的です。内部にはロッブリー時代の仏教美術品などが展示されています。他の見所は敷地南の一角に立つかつての王住居「スッタ・サワン宮殿」、ヨーロッパ様式のドーム型の窓とタイ様式の四角い窓が混在する「ドゥシット・サワン・タンヤ・マハプラサート・ホール」など。当時各国の要人を招いた接見ホール内部にはナーラーイ王の立像が祀られています。また、広々とした敷地に整然と立ち並ぶ12棟の王室倉庫の眺めは壮観です。
ナーラーイ王宮殿は王の死後そのまま放置されることとなりますが、現チャクリー王朝のラーマ4世(モンクット王)によって修復が行われ、名称もプラ・ナーラーイ・ラチャニウェートに改名されました。他の建物よりも一際大きな「ピマーン・モンクット宮殿」は1856年にラーマ4世が建てたもので、宮殿内にはラーマ4世の遺品をはじめクメール美術品や県内で発掘された先史時代の遺物などが展示されています。
館内は広く全体を見て回るには最低でも2時間は必要です。屋外の展示も多く日中はかなり気温が上がるため、博物館入口付近の売店で飲料水などを購入してから入館しましょう。宮殿から少し北側へ歩くと、ナーラーイ王が外国大使の住居用に建てたという「チャオプラヤー・ウィチャエンの家」もあります。(入場料50バーツ、8:30 - 15:30、月火定休)
作成日: | 2015/07/09 16:04:08 |
最終更新日: | 2015/08/12 12:48:07 |
Address

http://www.tripadvisor.com/...p_Buri_Lopburi_Province.html
旅行情報 最終更新: 2015/07/14 20:39:18
料金 | 150バーツ | |
営業時間 | 宮殿8:30 - 18:00、博物館8:30 - 16:00 | |
休日 | 宮殿月火定休、博物館月火祝定休 | |
アクセス | ロッブリー駅から徒歩15分 | |
その他 | 建物内土足厳禁 |